桧原南部自然環境保全地域

標高は、400m(小坂志沢中流部)から1,028m(都県境稜線蓮行山)にわたっており、標高700~800mを境として上部はブナクラス域、下部はヤブツバキクラス域に含まれ、標高により植生分布が異なり、多様な植物層が見られます。
上部地域には、笹尾根及び吊尾根の稜線に沿って、帯状にブナクラス域の代表的な代償植生であるミズナラ-クリ群集が分布しており、下部地域にはミズナラ-クリ群集に接して、コナラ-クリ群集が広く分布しています。
沢沿いには、ヤブツバキクラス域上部からブナクラス域下部にかけてフサザクラ-タマアジサイ群集が分布し、尾根筋には所有界などのために残されたアカマツやモミの巨木が断続して線状に分布しているのが見られます。
豊かな植生と尾根、沢の入り込みの多い複雑な地形とが相まって、野生動物が数多く生息しています。
